Ronnie Fieg Journal - Kith for the NFL: Giants Collection
ニューヨークで生きていく上で、ちょっとした選択が自分を形成する大切な決断になることがあります。私の父はまだ5歳だった私にこの決断を迫ったのです。私はお店に連れて行かれ、ふたつのビーニー帽を手にしました…ひとつはGiants、もうひとつはJetsのものでした。その日以来、私は熱狂的なGiantsファンになったのです。
1991年、Super Bowl XXVでGiantsがBillsと対戦したとき、父と一緒にテレビに釘付けになっていました。歴史的な名試合を見ていると気づくには私はまだ若すぎたのですが、Billsがスコア20-19の状態でフィールドゴールの準備をしているシーンは今でも覚えています。Scott Norwoodのキックが外れ、そしてAl Michaelsが「wide right(右に外れた)」とコールするまで、私たちは息をすることを忘れていました。
その日から10年間、私たちがNFCタイトルを手にすることはありませんでした。その4年後、将来に向けて私たちは大きな決断をすることになります。Chargersは2004年のドラフトで1位指名権を持っており、私たちはPhilip Riversと他の3人の指名権をトレードし、Eli Manningを獲得することになります。そして、これらの決断が私の人生で最も衝撃的な夜のひとつにつながるのです......。
2008年2月3日。友人と私はSuper Bowl XLIIを見るために友人Nickの家に集まりました。私たちは史上最高のフットボールの試合を目の当たりにすることになるのですが、その時は知る由もありませんでした。レギュラーシーズン16勝0敗という史上唯一のチーム、Patriotsとの対戦だったからです。
第4クォーター終盤、Patsが14対10とリードしていました。しかし、この瞬間、Eliが一世一代のドライブを決めることになるのです。Eliがサックを何度もかわし、David Tyree がそれを奇跡のキャッチ。これほど脳裏に焼き付いている思い出はないでしょう。その4プレー後、EliはエンドゾーンでPlaxicoを見つけ、Super Bowl史上最大の逆転劇となったのです。
2011年のシーズンは私の人生にとってもうひとつの重要な年でした。再びPatsに対してSuper Bowlを制覇したことは大きな出来事でしたが、この年は、最高の友人Victor Cruzに私の結婚式で出会った年でもあるのです。2010年のドラフトで指名されなかった後、Vicは私たちの”勝利”にとって大きな助けとなる活力源となりました。
このようなバックグラウンドも含め、NFLとの初となるのコレクションを今年リリースすることを私は誇りに思います。そして、そのコレクションには私の故郷のチームであるNew York Giantsとの特別なコレクションも含まれます。お楽しみに。